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研修制度

「人こそ財産」。 だからMUSKは人をきちんと育てます。

MUSKでは「人こそ財産」の理念のもと、業界でもトップクラスの社員教育制度を構築しています。
金融SEとして信託銀行の幅広い業務に対応するためには、コンピュータ技術だけでなく、信託銀行業務にも精通する事が求められます。したがって「技術教育」「金融・信託業務教育」「ヒューマンスキル教育」の3つの領域をバランスよく実施していくことで、幅広い業務知識、コンピュータ知識を持つ技術者を育成していきます。
個々人が自ら成長・自己実現を図る、すなわち能力を開発し発揮することが、当社の企業価値の向上に繋がるものと考え、人材育成体系にもとづく計画的な教育・研修を実施しています。

MUSKの研修体系
研修体系
2022年 新人研修カリキュラム
新人研修カリキュラム
テクニカルカレッジを受講して
将来の信託銀行を支えるために
今何をすべきか考える

私は投資信託の販売を管理するシステムを担当しています。人生100年時代と言われている中、投資信託を利用した資産形成は人気を集めています。その流れもあり、投資信託には公募や私募、ファンドラップや資産運用口座、NISA、DC向けなど幅広い商品があります。今後、商品が増々多様化すると事務も複雑になり、システムでサポートする範囲も広がっていくことが想定されます。新しい技術や開発手法を導入することで今よりも便利なシステムをスピーディに開発できるようにならなければならないと考え、今現在の技術動向や未経験の新技術を学ぶことができる社内開催のテクニカルカレッジに参加しました。

私がこの2年間で受講したテクニカルカレッジの講座は、技術動向、AI概要、デザイン思考、アジャイル開発です。技術習得の講座が多い中、開発手法をテーマとしたデザイン思考は大変興味深いものでした。5日間かけて座学とロールプレイを繰り返しながら5つのプロセス(共感、定義、創造、試作、検証)を体感するもので、終始楽しみながら学びました。紹介された手法にはすぐに実務へ適用できそうなものもあり、早速チーム内に還元しました。世の中のデジタル化の動きはとても早く、テクニカルカレッジを受講する前は時代に取り残される危機感を抱いていましたが、知識習得も進み、技術者として自信が持てるようになってきました。

新入社員研修を終えて
実践さながらの研修で
チームワークの大切さを学ぶ

大学では情報系を専攻していましたので、ITの仕事に対して不安はありませんでした。ただ研究室では個人で作業する機会が多かったため、チームで仕事を進めることの大変さや面白さはどのようなものか、不安と期待が半々でした。

当社の新入社員研修は、ビジネスマナーから始まり、金融知識やIT技術と多岐にわたる内容でカリキュラムが組まれています。その中で最も印象に残っているものは、Javaプログラミングの総合演習です。入社前に気になっていた「チームでシステムを作り上げること」を実際に経験できたからです。自分たちのマンパワーや納期を考えながら、どこまでユーザー要求に応えることができるか考えたり、スケジュールや品質の管理などプロジェクト運営の一部を経験できたことがとても印象的です。チームではサブリーダーとして、メンバー全員をサポートすることに徹しました。チーム内の作業状況を確認したり、認識を共有するためにコミュニケーションをたくさん取りました。周囲の状況を見て自分が今すべきことを考えて常にアクションすることにより、総合演習は予定通り進み、結果もメンバー全員が満足できるものとなりました。

新人研修で取り組んだ演習には正解がありますが、実際の業務では状況に応じた正解を自分自身で導き出すことから要求されることが多々あります。先輩方に意見やアドバイスをいただき、自分でいろいろと考えながら一歩ずつ前に進めていくのが今の仕事だと理解しています。しっかりとコミュニケーションを取りながら自分を成長させ、ユーザーの要求に応えるベストな正解を提案できるようなSEになれるように取り組んでいきたいです。

配属後のOJT指導
先輩方から受け継いだものを
後輩にもしっかり伝えていく

私が新人研修後のOJTで教わったことは、自分で課題を洗い出して解決策を考えていくアプローチ方法だと思っています。新人研修の演習では敷かれたレールに沿って正解に辿り着くイメージでしたが、仕事では正解が決まっているわけではありません。どの方向に向かっていくのがベストなのか、先輩からヒントを頼りに考え、試行錯誤を繰り返しながら経験を積んできました。その過程は大変でしたが、その分やりがいや成長を感じることができました。

新人の頃は数年後には専門的な知識や技術をもつSEになっていたいと考えていました。実際にその年次になってみると、目標とするレベルには到達できておらず、少し勉強が足りなかったと反省しています。

一方で課題解決へのアプローチや関係者とのコミュニケーションは、徐々にスキルアップできていると実感しています。現在は後輩二人のOJTを担当していますが、伝えることの難しさを痛感しています。受け止め方は相手よって異なるため、上手く伝えたつもりでも認識がずれてしまっていたことがあります。二人それぞれに合った接し方で、私が先輩方から教わったことや自分の考えをしっかり伝えて、お互いに成長できていければと思っています。

資格取得

資格取得への取り組みで知識を整理し業務に活かす!

当社では、知識を習得しそれを業務に活かすことを目的として、資格試験への積極的なチャレンジを奨励しています。社員の積極的な取り組みに対し、受験料の補助やスキルアップ手当の支給も行っています。

当社社員は、以下のような資格を取得しています。

※2022年4月現在

  • 情報処理技術者試験

    基本情報技術者
    671名
    応用情報技術者
    389名
    ITストラテジスト
    11名
    システムアーキテクト
    48名
    プロジェクトマネージャ
    38名
    ネットワークスペシャリスト
    28名
    データベーススペシャリスト
    41名
    エンベデッドシステムスペシャリスト
    1名
    ITサービスマネージャ
    8名
    システム監査技術者
    12名
    情報処理安全確保支援士
    79名
  • 銀行業務検定試験

    財務2級、3級
    491名
    税務2級、3級
    378名
    法務2級、3級
    319名
    デリバティブ3級
    31名
    外国為替3級
    36名
    金融経済3級
    62名
    金融商品取引3級
    8名
    個人融資渉外3級
    3名
    証券3級
    84名
    信託実務3級
    66名
    融資管理3級
    7名
    相続アドバイザー3級
    41名
    窓口セールス3級
    3名
    投資信託2級、3級
    55名
    年金アドバイザー2級、3級
    90名
    金融リスクマネジメント2級
    1名
    ファイナンシャル・アドバイザー
    7名
    アシスタント・ファイナンシャル・アドバイザー
    28名
    金融個人情報保護オフィサー2級
    48名
    金融コンプライアンス・オフィサー1級、2級
    148名
    預かり資産アドバイザー2級、3級
    2名
    金融AMLオフィサー【実践】
    23名