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3分で知る
三菱UFJトラストシステム
三菱UFJ信託銀行のIT機能を一手に担っている三菱UFJトラストシステム。
これからの信託業務に必要となるシステムの最適解を提供する会社として、
どのような特徴や強みがあるのかをご紹介いたします。
そもそも信託銀行の特徴とは?
預金、貸出、為替などの「銀行業務」に加え、個人や企業から託された価値ある資産を運用・管理する「信託業務」。 さらに、不動産仲介や証券代行など銀行と信託の両方の機能を活かした「併営業務」を行うことができる金融業界において非常にユニークな存在。
信託だからこそ解決できること。
現金だけではなく、不動産や有価証券、個人データなど、幅広い資産に対する多様なソリューションを提供することで、個人のお客さまの様々なライフイベントでのお悩みや、法人のお客さまの経営課題の解決、企業価値のサポート、さらに、広く社会課題の解決を実現しています。
個人に対して
- 信託銀行ならではの専門知識で、 資産形成や運用をサポート
- 大切な資産を、次の世代へ確実につなぐ
- 人生100年時代を見据えた、 ライフイベントや人生設計の仕組みづくり
など
法人に対して
- 社員の未来を支える、確かな年金運用を支援
- 企業の保有する不動産の可能性を引き出し、企業価値を最大化
- 確かな実務力で株主戦略パートナーとして、コーポレートガバナンスをサポート
など
資産の幅広さ×多様な
ソリューションで
個人と法人のありたい未来の姿を
サポートしています。
三菱UFJ信託銀行は、
MUFGグループの顧客基盤に
「信託型コンサルティング&ソリューションビジネス」を提供するなど、
グループの総合力も強みです。
それでは、
三菱UFJトラストシステムの役割は?
三菱UFJ信託銀行および
日本マスタートラスト信託銀行の幅広い事業をシステムで支える
ITプロフェッショナル集団です。
主な事業について
業務システム
300種類を超えるシステム開発でお客さまの安心と業務を支える。多岐にわたる信託業務を支えるため、専門性の高いシステムをオーダーメイドで開発。
- 信託銀行のお客さま向けディスクローズ(運用報告書など)支援システム
- 信託銀行が行う資産運用・管理を支援するシステム
- 信託銀行の事務・営業を支援するシステム
DX推進
グループ横断のデジタル活用で
新しい働き方をサポート。
- オフィス環境の改善(既存業務のデジタル化・業務効率化・自動化)
- 情報共有する基盤を企画・開発
事務自動化(OCR(Optical Character Reader) ・RPA(Robotic Process Automation))/パソコン・モバイル端末基盤/コミュニケーション基盤 など
デジタルビジネス推進
AIやブロックチェーン活用で
信託の未来を切り拓く。
- AIやブロックチェーンなどの先端技術に関わる実証実験やパイロット開発を通じて、技術力・ノウハウを蓄積し、デジタル化を推進
AI活用/UI・UXデザイン/ブロックチェーン など
プラットフォーム
資産を守る安定稼働のため
システム基盤を管理。
- 業務システムを稼働させるシステムインフラ(サーバー、ネットワーク)の企画・開発
- システム運行・セキュリティ管理
システムを社会のインフラとして安定的に稼働。いかなるときでも信託銀行のサービスレベルを維持
「金融×IT」の未来に向けた取り組み
デジタル証券の約8割に
活用される『Progmat』
日常のちょっとしたスキマ時間を利用して、あなたが応援したい会社に 1口 1000 円で投資する。
そんな未来を実現させるのが「デジタル証券」です。デジタル証券とは、ブロックチェーン技術を活用し、従来の紙ベースの有価証券をデジタル化したもの。煩わしい金融機関の手続きや手数料はほとんどなくなり、誰もが気軽にネットやアプリで投資できます。また、将来的には飛行機、ロケット、絵画やワイン、あらゆるものをデジタル証券で権利化することが可能です。実は、日本のデジタル証券取引の約 8 割に使用されているのが『Progmat』という当社が開発したプラットフォーム。
投資に新たな選択肢を増やすべく、現在は様々なビジネスパートナーと連携しながら、その普及に努めています。
年金資産の運用を
サポートする『D-Canvas』
急速に進む少子高齢化。公的年金だけでは将来の生活保障が難しいとされる日本において、老後を見据えた資産形成は切実な問題です。近年では、「企業型DC」といった制度を導入する会社が増えています。
企業型DCとは、社員が将来受けとる自分自身の年金を、前もって投資に使える制度。将来の年金資産を増やしていくことで、豊かな人生を育めます。しかし、導入企業が増える一方、加入者は減少傾向にありました。その理由の多くは、「資産運用に対する心理的ハードルが高い」、「WEBサイトへのログイン操作が面倒くさい」といったもの。
そこで当社は、銀行業界初となる企業型DC運用アプリ『D-Canvas』を開発。誰もが安心して将来設計できるように、システムの側面から資産形成をサポートしています。
勘定系システムの
モダナイゼーション
金融業界では、「勘定系システム」の老朽化が課題となっています。勘定系システムは、その名の通り「お金の勘定処理を行うシステム」のこと。ほぼ全ての銀行業務に関わる基盤のシステムです。
当社の『勘定系システムのモダナイゼーション』は、そんな勘定系システムを、最新のシステムにアップデート(モダナイゼーション)する取り組み。具体的には、これまで依存関係にあったシステム同士を切り離し、部分的な故障が他のシステムにまで波及するリスクを抑えます。また、API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を外部にも公開することで、様々な企業と連携しながら、新たな金融サービスを共同開発できるように。
長期に渡る大規模なプロジェクトですが、実現すれば、金融業界の改革と言える取り組みです。