PROJECT 01
銀行業界初!
企業型確定拠出年金向け
スマートフォンアプリ
※は、三菱UFJ信託銀行の商品・商標です。
PROJECT 01
※は、三菱UFJ信託銀行の商品・商標です。
近年、個人の資産形成に対する関心度が増す中、加入者自身が年金の掛金額・運用をコントロールできる「確定拠出年金」を採用する企業は増加傾向にあります。
確定拠出年金は、目的や状況に応じて加入者自身で運用商品の選択、振替(変更)ができる制度ですが、資産形成への関心が低い、Webサイトへのログイン操作が煩わしい等の理由により、年金の掛金額・運用をコントロールしている加入者は少ない状況でした。
加入者の運用をサポートし、年金資産増につながる機会を提供することは年金を受託している信託銀行の責務です。
この課題を解決するため、自分に合った運用商品を適宜選択し運用できるよう、操作性の改善や運用をサポートする機能を充実させたスマホアプリを開発することとなりました。
お客様からのアンケート結果を参考にし、次の3点を開発しました。
一点目は、現行のスマホ画面からデザインを刷新し、視覚的/感覚的にわかりやすいアプリ専用の画面デザインを構築。二点目は、ログイン時の負担を減らすよう「生体認証」機能を導入。三点目は、低関心層の加入者(元本確保型商品のみ保有等)の運用をサポートする機能の構築です。
当部で初めてのスマホアプリ開発だったので、メンバーの技術向上も大きな目的のひとつとしました。
スマホアプリ開発に精通したベトナムのソフトウェア開発ベンダーと新規契約することで、技術を吸収できるメリットに加え、コストを抑えるメリットが追求できたことも、このプロジェクトの特徴です。
サービスイン後のアプリインストール数は順調に増加しており、運用商品振替が活発化するなど”アプリ効果”が表れています。
プロジェクト着手前の現状分析、それを踏まえたターゲットの絞り込みを行うなど、プロジェクトの目的を明確化したことにより、ユーザーとシステム開発メンバー間での認識のずれもなく、目的に応じた最適な機能や手段を選択できたことが、プロジェクト成功の要因だと感じています。
初めてのスマホアプリ開発、初めてのベンダー、コロナ禍による今までとは異なるコミュニケーション手段等、経験のない事ばかりのプロジェクトでしたが、各メンバーが目的をしっかりと意識して自分の役割を全うしたことで、プロジェクトは成功を遂げ、今後の開発(とくにスマホアプリ開発)に繋がる実績ができました。
プロジェクトメンバー自身も、技術面やマネジメント面で大きく成長することができたと感じています。
アプリ機能追加対応も予定しており、今後の更なる活躍が楽しみです。
新技術にも知見を持ち、ユーザーの期待を超えるシステムの提案ができるように自己研鑽していきたいです。 |
プロジェクトを通して得た知識・技術をブラッシュアップし、今後のアプリ追加対応に向けてさらに守備範囲を広げていきたいです。 |
アプリ開発のみならず、他の新しい技術についても貪欲に学んでいきたいと思います。 |
社内のシステムには、デザイン面から改善余地のある課題がまだまだあります。 |
今回未知の分野に挑戦することで、皆が成長できる素晴らしさを学びました。 |
管理職として、部下が日々成長し活躍できる機会を増やすことを意識するとともに、システムのプロとして、今後もユーザーへの提案から行い、より良いシステムを提供できるよう努力し続けたいと思います。 |