PROJECT 02

ブロックチェーンを活用した
独自のデジタル証券発行・
管理プラットフォーム

プロジェクトの概要

このプロジェクトは、ブロックチェーン(分散型台帳技術)を使って、デジタル証券の発行と管理を行うプラットフォーム(以降「Progmat」)を構築するプロジェクトです。
「Progmat」は、分散型台帳技術と信託機能の活用により証券をデジタル化し、「セキュリティトークン」として発行することで、証券の小口化・少額単位化が可能となり、資金調達者と投資家の双方にとって大きなメリットとなる仕組みです。
最終的には、第三者を介さず、契約の条件確認や履行を自動執行するプログラム「スマートコントラクト」や、ブロックチェーン上のデジタル通貨「プログラマブルマネー」との連携、ファンマーケティングでの活用など、いつでも、どこからでも、だれとでも、資金調達と投資が可能となるプラットフォームとする計画です。

概要図
概要図
※チャートをクリックで大きく表示できます。

なぜブロックチェーンなのか

ブロックチェーンでは、ネットワーク上の参加者が直接接続することで取引データを共有して管理することができます。
改ざんをチェックする仕組みがあるため、参加者が不正に取引データを書き換えたりしても検知が可能です。
また、取引は時系列でつながっており、直前の取引の情報を暗号化して保持しているため、改ざんを行うこと自体が困難です。

このように改ざんリスクがなく信頼性の高いブロックチェーン上で「セキュリティトークン」を発行することによって、「Progmat」でのリアルタイムな取引記録がそのまま法的な権利証明となる本邦初の仕組みを実現しています。(特許取得済)

新技術を導入するために

ITイノベーション推進部では、新技術であるブロックチェーンの活用方法をR&D(Research & Development:研究開発)やスタートアップ企業とのPoC(Proof of Concept:概念実証)を通じて見極めるとともに、社内技術者の育成を推進してきました。
プロジェクトでは、前述のR&DやPoCを経験してきた若手が中心となって、ブロックチェーンの導入・開発を行うことにより、実践で必要となるブロックチェーン技術、社内の第一人者として必要な知識・技術を身に付けることができました。

プロジェクトでの担当(役割)&実績・習得技術

私は、ブロックチェーンを稼働させるための環境構築を中心に担当しました。具体的には、セキュリティレベルを含めたクラウド環境の設定、OS・ミドルウェアの導入で、システム的な観点はもちろんですが、業務的な観点も踏まえて、設定、導入する必要がありました。新規ビジネス、かつ初めて導入する技術のため苦労しましたが、自ら主体的に動くことにより、関係部・部内からの協力も得られ、やりきることができました。
また、チームリーダーとして進捗管理や課題解決の推進も担当しました。自分のことだけでなく、チームメンバーの状況を確認して必要なサポートをする経験もでき、プロジェクト全体の状況を考慮しながら動けるようになり、マネジメント面での成長も実感しています。

ブロックチェーンを用いて「セキュリティトークン」(デジタル証券)の発行から償還までのライフサイクルを管理するアプリケーションの設計から製造・テストまでを担当しました。
入社してからの2年間で、R&DやPoCを通して培った様々なブロックチェーン技術の知識を活用し、「Progmat」プロジェクトでは実践的な開発経験を積むことができ、自信がつきました。

今後の目標

技術面でのスキルアップはもちろん、チームリーダーとしてのマネジメント力も強化して、いずれは、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャを任せてもらえることが目標です。

ブロックチェーンに関する勉強を続け、社内の第一人者として、今後行う「Progmat」の機能拡張に貢献していきます。

ビジネスの発展を技術で後押しできるよう、システムの専門家として知識とスキルを向上させて、新しい信託ビジネスの創設に貢献していきたいです。

新技術を用いた新ビジネスの推進は大変ですが、かたちのないところから新しいものを創り出す楽しさがあります。
今後もメンバーが楽しみながら成長できるよう後押しするとともに、自分自身も更に成長していきたいと思います。

PROJECT 01
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