入社4年目で
巡ってきたチャンス。
昔から、やるならとことん極めたいと思う性格。三菱UFJトラストシステムには、様々な信託業務やIT技術に携われる機会がありますが、いずれは一つの領域を突き詰めたいと考えていました。
チャンスが巡ってきたのは、入社4年目のとき。「この分野のプロになってほしい」。そう上司から声を掛けてもらい、とあるシステムの開発チームのリーダーを任されたのです。そのシステムは、通称『トリケツ』と呼ばれる取引決済共通システム。その中でも、円をドルに交換するといった外国為替取引の基幹にも関わる機能の改善対応を任されたのです。外国為替市場のスケールは壮大で、1日当たりの取引量は数兆円にも上ります。私がそれまでに携わった案件は、どれも設計書が数枚程度で済む規模のもの。それが今回は、なんと100枚以上。ここまで大規模なプロジェクトのチームリーダーを任されるなんて、思ってもみなかったチャンスに胸が高鳴りました。
トリケツのプロを目指して、
一歩ずつ。
チームリーダーへの初挑戦。大変なこともありましたが、向上心を燃やし続けられたのは、身近に理想のリーダー像があったからだと思います。それは、私が担当することになったプロジェクトのプロジェクトリーダーです。その方のすごいところは、ITや信託業務に関する専門知識の深さ。誰がどのような質問をしようとも、余裕の笑顔で瞬時に解決してしまう。部署のメンバー全員から信頼される存在です。私もその方のようになりたいと、社内にある膨大な参考資料を読み込みながら、分からない単語一つひとつを地道に調べていきました。トリケツを利用している信託銀行のユーザーは、どのような業務をしているのか。その上で、何を改善したいと思っているのか。依頼背景までしっかりと理解することで、相手がまだ言語化できていないニーズまで想像できるようになりました。知識が増えれば増えるほど、本質的な解決策を提案できるようになる。一歩ずつではありますが、トリケツのプロに向かって前進している実感があります。
いつか、あの背中のように。
自分より先を行く背中を追い続けることで、成長は加速していく。そう考える私は今でも、先輩方の打ち合わせでの言動一つ、設計書の表記一つにまでアンテナを張るようにしています。先輩方と自分を比べれば、未熟さを痛感することも、劣等感を感じることもあります。けれど、その悔しさは、私の向上心に火をつけてくれる。プロジェクトリーダーを始め、様々な分野の有識者や開発の道を極めてきたベテラン社員と近い距離で仕事ができるのは、三菱UFJトラストシステムの魅力だと思います。これからも、周りから学べることは貪欲に吸収していきたい。あこがれの先輩のように、いつかは私も、後輩に「こんな人になりたい」と思ってもらえるくらい、かっこいい背中を見せられたら嬉しいです。
休日の過ごし方
ゴルフとピラティスに夢中です。普段はデスクワークが多いので、休日は体を動かしたいと思い、社会人になってから始めました。ゴルフは、2週に一度レッスンに通っています。自然の中でリフレッシュできますし、上達すると、目に見えてスコアが上がっていくのがいいですね。